『后宮のオメガ』美の暴力・・・!

総合評価 5.0
ストーリー 5.0
作画 5.0
胸キュン 4.0
えちさ 4.5
甘さ 4.0
著者: 露久ふみ
出版社: 新書館
発売日: 2023年11月1日
巻数: 3巻(『后宮のオメガ』上下巻+『后宮のオメガ 雪花の章』)
完結しているか: 未完結(本編上下巻は完結、続編『雪花の章』連載中)
「絢爛艶美な後宮オメガバース」
引用元: 新書館『后宮のオメガ』公式作品紹介
あらすじ
オメガとして生まれ、自分の人生を諦めるように生きてきた小国の第十三王子・イリヤ。ある日、同盟国の王・ハーリドとの政略結婚を命じられ、彼の後宮へ入ることになる。
そこでイリヤが出会ったのは、どこか不思議な雰囲気をまとった幼い少年。しかし、その正体はなんとイリヤが嫁ぐことになった国の王・ハーリドだった。
最初は戸惑いながらも、ハーリドと過ごすうちに少しずつ心を開いていくイリヤ。けれど、王族同士の結婚には政治的な思惑が絡み、二人の間には暗殺や内戦など、穏やかではない出来事が次々と起こる。
やがてハーリドの死を知らされたイリヤは、彼の遺志を受け継ぎ、国と民を救うために生きることを決意する。それから8年後、イリヤの前に再び現れたのは、思いもよらない人物だった……。
煌びやかな後宮、王族同士の政略結婚、オメガバースという設定に加えて、陰謀や戦乱、長い年月を越えた二人の愛が描かれる、壮大でドラマチックな宮廷BL。
※続編『后宮のオメガ 雪花の章』では、ハーリドと絆を深めたイリヤが、父の病をきっかけに故国へ戻ることを決意するところから新たな物語が始まります。
感想
さいっっこう・・・美の暴力です。そしてストーリーもよく、えちい所は最後の最後ですが、それまでの経過を考えながら見ると本当に良かった、ようやくかって思えます・・・。絶対後悔しないので、なるべくなら私のレビューなんか見ないでとりあえず読んで欲しい笑笑 上下巻という短い漫画の中にこれだけ引き込まれるストーリーを作れる作者様に脱帽です。下巻のイラストが気になるというレビューもお見受けしましたが、私は全く気になりませんでした。もっとこうだったら、という気持ちはわからなくはないですが、全ては人間の為すものなので・・・。自分も一人の人間として完璧にはできませんので、全て寛大な心で読んでいきたいものです。心の目で補完して想像しながら読むのもいいものですよ。
話が逸れてしまいました、失礼いたしました(_ _)
10歳の王ハーリドに嫁入りした隣国のオメガのイリヤ。10歳の坊や出てきた時は頭の中???ってなっていましたが、とっても可愛い。そしてイリヤは本当に美しい、、まつ毛なんて多ければ多いほど美ですから・・・。ハーリドが惚れてしまうのも頷けます。それにしても10歳なのにしっかりしていて正義感もあって、すでにかっこ可愛いです。
序盤のイリヤは美しさがありながら性格は何かを諦めたような腹黒いものでしたが、、粗暴な口調とは裏腹に、聡明で面倒見が良いところがとっても魅力的です。面倒臭い事とか全部顔に出ちゃってますが笑
ハーリドと離れてからのイリヤは魅力がさらに増します。貧困に苦しむ民に技術を教え、自給自足ができるように整え、そして少しずつ金を稼ぐ方法を提供。本当に聡明な人です。そして子供は苦手と言っていたのに、子供を見る眼は慈愛に満ちていて、民のことを優先して考える・・・序盤のイリヤからの変化が魅力的なんです。
ハーリドとの再会のシーン、本当にかっこいい・・・。そしてイリヤをお、お姫様抱っこ・・・?!ちょっとイケメンすぎやしませんか。8年も経つとこんなに変わってしまうのか・・・。イリヤのピンチにはいつもハーリドが駆けつけてくれます。
念願叶って番になるシーンは何回読み返したか・・笑 もう言わずもがなです・・・ご自分の目で読んでいただきたい・・・!いつも凛としている人が愛する人の前では無防備に笑ったり、乱れたりするシーンは堪らないです。
周りに仕える侍女のスゥヤや虎のタルジュも魅力たっぷりです。タルジュは虎だけど、全然怖い印象はなく、相棒としての安心感があります。そしてモフりたい←。3人と1匹の強い絆と信頼関係は応援したくなる気持ちと、温かい気持ちにさせてくれます。この作品をより一層良いものにしてくれている気がします。
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